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2010年12月14日 (火)

遅くなりましたが、無事に終了しました。

あっと言う間の公演でした。
視力が0.02なのに裸眼で舞台に立ちました。
だから、ぼやけた世界で更に夢心地(笑)な日々を送りました。
ド近眼な素人の私がいた為の配慮なのか、私の舞台上の出入りは常に明るい状態でした。幸い、けっ躓かずに済みました。
舞台袖は当然ながら薄暗いのですが、懐中電灯は必要無いし、役者さんの早替えの為のスペースがあってそこが明るめだったので心配無し。ゲネプロの時に、同じ素人仲間が小道具を床に直置きした為に、私の足で軽くコツンとした位。ええ、直ちに注意しました。薄暗いから摺り足で歩いてしたので良かったけど、普通に歩いていたら踏みかねない。借り物なのに~。

稽古期間は長めの一ヶ月。最初の約十日間が立ち稽古、残り約二十日間が通し稽古。
立ち稽古期間は、個々のスケジュールによって場を抜出してやっていきました。それでも皆さん、別の用事(仕事)があったりする訳で、本役さんがいない時にはその役を代役が演じ、本役さんが稽古に来た時に動きをうつしてました。
通し稽古になると、ほぼ台本どおりの順番に稽古を行います。この頃には出演者が勢揃い。それを考えると、立ち稽古に使った十日間は(どうしても人が揃わない場合には)稽古期間にしなくても可能なのかも知れない。
今回は時代劇が初めてのメンバーもいたので丁寧に稽古を重ねていったのですが、慣れている人達なら、立ち稽古一週間、通し稽古二週間弱で可能だろう。現代劇なら所作とか気にしなくて済むから、立ち稽古・通し稽古ひっくるめて稽古期間二週間で出来るんじゃないのかなと思いました。
実際に小劇場で公演をしている方に聞いてみたとしたら、「もっと日にちは無い」と言われるかも。

連日の稽古を重ねて感じたのは、「何度も遣る事によって、演じる勢いが無くなる役者さんもいる」という事。役柄を深く考えていく時間があると、その為にドンドン役作りをしていってしまい、あまりにも完璧になりすぎて面白みが無くなる。
立ち稽古では台本片手に動いていたけれど、その方が役を手探り状態だったりして逆に自然だったり。
通し稽古では台詞は全て頭の中に入っていて、自信を持って全て手順通りに動ける。
まあ、役者さんにもよるんですけどね。

今回参加した公演は度々書いてますが、時代劇でした。
時代劇の公演が少ない理由が、ビシビシ感じられました。時代劇をやったとしても、現代風の衣装に変えて遣られている理由が。
それは、お金がかかります。
お金の話をするなんて、とても下世話な話になりますが…・・・現実問題、大変です。
直接、お値段を伺った訳ではありませんが、どう考えても。
・かつら
・衣装
・道具
これらを考えると、時代劇の自主公演は眩暈が起こりそうです。
かつらって、床山さんがいらっしゃらないとどうしようもありません。かぶせてもらうのも、その後の手入れも。そういうのが出来ちゃう役者さんもいるかもしれないけど、プロにお任せするのが安心です。
衣装は、役者29名いて、衣装箱が20個くらい。終演後に楽屋口にガンガンガンと積まれて行く様は圧巻でした。
その他大勢を演じた私でさえ、襦袢、蹴出し(裾よけ)、上掛け、上掛けを締める紐、前掛けが衣装でした。場面によっては打掛もあり、一体いくら掛かるのやら。
衣装さんはこの道四十年余りのベテランさんで、一人で三面六臂の大活躍でした。私のようなその他大勢は自分で着られちゃいますが、衣装によっては衣装さんに着せてもらわないとならないものも。お姫様なんかはそうですね。
小道具は、公演の十日前くらいに届きました。器用な役者さんがいて、トラックで取りに行って、そのまま劇場へ運んでいました。スタッフさんには、トラックの運転が出来る人が必要ですね。

徒然なるままに書連ねましたが、続きはまた。

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