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2009年8月 3日 (月)

ギリシャ神話を少々。

検索ワードを見てみると、『王様の耳はロバの耳 Wiki』で検索されている方が時々いらっしゃいます。
そんなフレーズでなく、『ミダス Wiki』で検索して戴くとゴールは近いかもしれません。

「王様の耳はロバの耳♪」と歌われた王様とはリディアのミダス王です。
酒の神ディオニソスの養父シレーノスが酔い潰れていたのをミダス王がもてなしをし、ディオニソスから触ったもの全てを黄金に変える能力を与えられたという逸話を持ちます。
この力はミダス王自ら望んだものではあったけれど、自分の娘が彫像になってしまい、再びディオニソスに願い入れて元に戻してもらいました。
それ以来、富や名声を疎むようになり田舎に住むようになりました。
ある時、田園の神パーンと太陽の神であり竪琴の神のアポロンが音楽の優劣を争いました。
ミダス王はパーンを崇拝していて、パーンの方が上手いと判定をしました。
実際のところは、竪琴の神であるアポロンが上手いに決まっていますね。
アポロンはミダス王の堕落した耳に絶望し、ロバの耳へと変えてしまったのでした。
可愛そうなミダス王はロバの耳を隠すために努力をします。しかし、彼の理髪師だけは真実を知ってしまうのです。
人間、秘密を持つと誰かに言わずにいられない心情を持っています。理髪師も多分に洩れず、誰かに言いたくてウズウズしてしまいました。
どうしても我慢できなくなった理髪師は、草原に穴を掘り、「王様の耳はロバの耳」と囁いたのです。穴は元通りに埋めたのですが……。
暫くすると、そこは芦が生茂りました。
なんと、芦から「王様の耳はロバの耳」という声がし始めたのです。
それを城の家来が耳にするのは時間の問題でした。
そのうち家来同士で「王様の耳はロバの耳」と噂し始めます。
やがてミダス王の耳にも入りました。
観念したミダス王の姿を見たアポロンはロバの耳を元の耳に戻したとな。

以上が粗筋です。
私がこのブログを始めたのは、理髪師の心境が近いです。
ブログにはネガティブな事は書かないという方針の人もいらっしゃいますが、私はネガティブもポジティブもその瞬間瞬間での自分の正直な心情を綴っていくものと考えています。
日にちが経って見返した時、その時の自分をきちんと振返られる筈だから。

このミダス王のギリシャ神話と裸の王様がごっちゃになっている人もいるかもしれませんね。
遠からず近からずって感じですが、昔話は教訓めいたものが必ず含まれていて、時によっては心が痛くなったりします。

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